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仕入れAtoZ

2014年10月08日(水)

Vol.005 「網代定置網(静岡)」
「 築地にっぽん漁港市場 」10月オープン記念企画

築地にっぽん漁港市場「網代定置網(静岡)」

業務筋のお客さまに朗報!10 月下旬、築地波除通りにグランドオープンする鮮魚のビッグマーケット「築地にっぽん漁港市場」。入居店舗ガイド第3弾は「網代定置網(静岡)」です。

その1:網代の漁場は魚種が豊富
網代は相模湾からの深海が湾内至近まで入り込む天与の優秀漁場。穏やかな湾内は波浪や急潮流を和らげ、四季多魚種の漁獲が可能です。小さなカタクチイワシから巨大なクジラまで、魚種は数百種類!
活魚のブリ、タイ、ヒラメ、カサゴ、カワハギ、ヒラマサ、イカ...... 刺し盛り用の魚が、選り取りみどりです!

その2:定置の魚はなぜ高級なのか?
沿岸を回遊する魚群の通り道に網を仕掛け、魚群の数割を生きたまま捕獲する定置網は、乱獲時代には非効率的な漁業とも言われました。しかし資源保護が見直される今日、定置は魚を根こそぎ獲らずに永続する漁法として再評価されています。泳がせたままで捕獲するため、魚体に過度なストレスをかけず、外傷、打ち身も少なく、魚の価値を高める漁法です。
定置モノの仕入れで、貴店の鮮魚をワンランクアップできます!

その3:網代の定置は陸から至近、築地に至近
網代の定置漁場は急深なためアプローチが短く、陸から非常に近い。荷揚げする岸壁までなんと約7分。さらに網代→築地間は、トラックでわずか2時間。早朝獲って8時に出荷、午前中に築地へ!
今朝獲れを、貴店の刺身の「売り」にしてください。

その4:築地の売り場は、圧巻の大漁節!
毎朝、4トントラックを店にヨコ付けし、1日300〜400kgの活魚を、5mの生簀に放流。イカは直径12cmのホースでこれまた専用生簀に放流。生きたままの魚を選んでいただき、魚種に応じた
活け締め、神経抜き、血抜き、水氷、下氷等の一次処理は、お任せください。

さらに直売でコストカット。
現物をご覧いただいた上で、直接交渉をお願いします。

お問い合わせ

網代漁業株式会社
静岡県熱海市網代100-7
tel: 0557-68-0126(代)
 
>網代漁業株式会社ホームページはこちら
網代漁業株式会社は、新鮮な魚を多く獲り地域、社会に貢献し研究開発に励み定置網の合理化を計り新規事業に進んで取組んでおります。

網代旬魚カレンダー

1月
カタクチ・マサバ・ゴマサバ・スルメ・イワシ
2月
ホウボウ・カタクチ・マイワシ・スルメ
3月
カタクチ・イシダイ・マアジ・スルメ・ブリ
4月
マイワシ・サワラ・マアジ・ヒラマサ・ブリ
5月
ゴマサバ・マサバ・マルソーダ・シイラ・マアジ・イナダ
6月
クロマグロ・ゴマサバ・マサバ・シイラ・マアジ・スルメ
7月
シイラ・ウルメ・マアジ・マイワシ・マサバ・ワカシ・スルメ・コアジ・ゴマサバ
8月
シイラ・カタクチ・ヤマトカマス・ワカシ
9月
マイワシ・ウルメ・ヤマトカマス・ワカシ
10月
マアジ・マルソーダ・ヤマトカマス・カンパチ・ワカシ
11月
マアジ・ヤマトカマス・ゴマサバ
12月
ブリ・ウルメ・カタクチ・サンマ

定置魚ミニ知識

ブリ

網代の鰤は3月から4月にかけて漁獲される「彼岸鰤」である。この時期としては脂が乗り、特に血合の色が非常にきれいで桜色をしていて、この時期の鰤としては評価が高い。我々はこの鰤を桜が咲く頃に来遊することから桜鰤(サクラブリ)と名づけた。是非、ご賞味願いたい。

マダイ

海の中で遭遇すると、青い眉毛(のような模様)が印象的な魚。産卵の疲労から回復する夏から秋になると身質も良くなり、冬が最もおいしいと言われる。 刺身を始め、皮の旨味を生かした松皮造り、塩焼き、タイ飯、ソテーなど和洋中様々な料理に向く。

ヒラメ

高級魚と知られるヒラメ。天然ヒラメが少なくなっているが、定置網では1~4キロくらいのヒラメが水揚げされる。もっともおいしいのは2~3キロサイズ。

オキアジ

スーパーなどではまずお目にかかれない魚だが、アジ科の魚で身質は良いため、網代の市場でも一定の評価を得ている。 別名モクアジの『モク』とは、流れ藻のことで、流れ藻の下に着くアジという説がある。

イボダイ

干物のイメージが強いが、もちろん鮮魚でもおいしい魚。 鮮魚の食べ方の定番は塩焼きだが、ひと手間加えて、ムニエルにするのもおススメ。 頭が小さく、食べるとことがたくさんあり、身離れもよい。小さくても優秀なお魚。

へダイ

クロダイやマダイは単独行動が多いのに対して、ヘダイは群れとなって泳いでいる。 定置網でも、小さな群れがまとまって漁獲され、 価格的にはマダイに比べると安いものの、味は勝るとも劣らずといったところ。 クロダイのように岸近くに居着くことはないので磯臭さがない。 マダイ同様に、刺身、塩焼き、ムニエルなど幅広い料理に向く。

ホウボウ

胸鰭の一部が足のように発達し、その足を使って海底を歩く。餌を探して海底を方々に歩き回るからホウボウという説や、浮き袋から出す音からホウボウという説がある。 きれいな白身で身に旨味があり、ブイヤベースなど洋食にイチ押し。刺身ももちろん、塩焼き、てんぷら、ソテーなど様々な料理に利用できる。

カンパチ

カンパチの幼魚を『ショゴ』と呼び、相模湾では、夏から初秋にかけて来遊。 ショゴより小さいカンパチは『モジャコ』といい、養殖のカンパチは、モジャコを捕まえて養殖したもの。 カンパチは1メートル前後に成長し、最大で180cm、70kgにもなる大型魚です。 ショゴは、幼魚でも侮れない脂の乗り具合で、コリコリとした触感が特徴。刺身でおいしく食べられます。

ツノナガチヒロエビ

市場では『赤えび』と呼び、名の通り全身真っ赤です。この赤色は時間とともに抜けていくそう。 生食すると、エビの甘みが口いっぱいに広がります。 刺身のほか、茹でても、煮つけてもおいしい。

ヤマトカマス

水かますとも呼ぶ。 アカカマス(本かます、油かます)と比べると、身が柔らかい。塩焼きや干物などにして、水分を抜いて食べると一層おいしい。

ケンサキイカ

定置網で水揚げされると、怒って(興奮して)赤紫色になる。 皮がやわらかく、多くの魚と混じって水揚げされると皮の一部がはげてしまうほど、デリケートなイカ。 身が柔らかく、旨味が強いので刺身で食べると非常においしい。アオリイカ、ヤリイカ、ケンサキイカ・・・・いずれも高級イカだが、刺身で食べたとき、どれが一番うまいかは人によって評価が分かれる。

ヒメジ

日本各地で漁獲されるが、ロットがまとまらないため利用が進んでいないが、実はとてもおいしい魚。 10~20センチ程度と小ぶりなので調理にひと手間かかるが、手間をかけるだけの価値はある。 身は水分が多く柔らかいため、捌きにくい。 ウロコと内臓だけとって、唐揚げにすると手間もかからず、最高。

マイワシ

大きい順に、大羽(おおば)、ニタリ、中羽(ちゅうば)、小羽(こっぱ)と呼ぶ。 刺身のほか、煮物、フライなど様々な調理に向く。 イワシ団子のみぞれ鍋、梅肉入り煮付けなどがおススメ。 日本では1980年頃が漁獲のピークで年間400万トンも獲れた。その当時の日本の総漁獲量は約1,200万トンで、日本中で獲れる魚の約3分の1がマイワシだった。現在では資源水準が低位にあり、高級魚に仲間入りしている。 TAC(漁獲可能量)設定魚種の一つで、近年のTACは5~7万トンで推移。

マアジ

回遊性のマアジより、地付きアジの方が脂ののりが良く、市場での評価も高い。 網代では、豆アジのことを『ジンダ』と呼ぶ。 ジンダの干物は骨まで食べられ、酒のつまみに最高。ジンダの干物は軽くあぶる程度で良いが、油で素揚げにする食べ方がオススメ!

ウルメイワシ

調理方法:刺身、酢締め、丸干し、干物。 酢締めの作り方 1、三枚に卸したら、塩をふり、水分を抜く。 2、酢で洗って締め、余計な塩分を抜く。 3、針ショウガや刻んだ大葉を添えて、醤油を一振り。

その他にも、定置網で獲れる魚種は、こんなに豊富です...
ハマダツ・オキサヨリ・ヒウチダイ・アカゴチ・イケカツオ・ネコザメ・ハナオコゼ・ギス・キハダマグロ・クサアジ・イシダイ・アオチビキ・ナガタチカマス・アマダイ・ソトイワシ・アブラソコムツ・バラムツ・キンメダイ・アカエソ・オキエソ・ニシキハゼ・ソウシハギ・ウナギギンポ・クルマダイ・エビスダイ・マトイシモチ・ヒメコダイ・アブオコゼ・マナガツオ・ハリダシエビス・ニジマス・クロマグロ・シマガツオ・スギ・コノシロ・ヨロイイタチウオ・ニギス・チダイ・ヒラマサ・ホシササノハベラ・ハダカイワシ・アコウダイ・アカグツ・コブダイ・ババガレイ・ムシガレイ・ヒレナガカサゴ・ユメカサゴ・アカアジ・オオグチイシチビキ・ノコギリザメ・ギマ・ヒラスズキ・ギンザメ・シマフグ・マフグ・トゲカナガシラ・フエダイ・アオブダイ・クロホシフエダイ・アオハタ・サンマ・アオカムロ・イソマグロ・シロギス・サワラ・ヒラソウダ・サッパ・ヌタウナギ・アオヤガラ・クロサギ・アカエイ・ツバクロエイ・ヤマトシビレエイ・ハチ・ヒメコトヒキ・サクラダイ・イシガキダイ・シロサバフグ・ワニエソ・オキナヒメジ・ツマグロハタンポ・チョウチョウウオ・ハタタテダイ・ミノカサゴ・キントキダイ・ブリモドキ・カジキ・ツバメウオ・オキヒイラギ・キビナゴ・ネズミギス・スミツキアカタチ・カワビシャ・キンチャクダイ・マツカサウオ・ハリセンボン・タマガシラ・センニンフグ・マトウダイ・ハモ・ツムブリ・メイタカレイ・イラ・タカベ・オキザヨリ・ハガツオ・ウマヅラハギ・アイブリ・ヤリマンボウ・イトフエフキ・コロダイ・ナンヨウサヨリ・アカヤガラ・ウスバハギ・マツダイ・メイチダイ・キチヌ・ギンガメアジ・カガミダイ・シイラ・スミクイウオ・ソコイトヨリ・イスズミ・シマイサキ・オオニベ・サカタザメ・マハタ・ツバメコノシロ・ヒゲダイ・トラフグ・ワニゴチ・マサバ・ボラ・カマスサワラ・アイゴ・タチウオ・イズカサゴ・アカムツ・カツオ・ニザダイ・コショウダイ・カワハギ・クエ・イサキ・クロシビカマス・アユ・スマ・ホシフグ・カイワリ・イトヒキアジ・トゴットメバル・メジマグロ・ウミスズメ・クロメジナ・ミギマキ・ミシマオコゼ・マルソウダ・ダツ・ダイナンウミヘビ・イシダイ・ネンブツダイ・ゴンズイ・カゴカキダイ・オニアジ・イスズミ・アカイカ・スジイカ・シマダコ・アミダコ・ミミイカ・カギイカ・アオリイカ・ヒョウモンコウイカ・イセエビ・ホタルイカ・ユウレイイカ・クルマエビ・ソデイカ
干物に適した定置魚

スルメイカ・クロシビカマスマイワシ・メアジ・アオアジ(みりん干し)・イサキ・シロサバフグ・カゴカキダイ・カマス・カワハギ・ウルメイワシ・ヒメジ・ムツ・ネンブツダイ・タカベ・マアジ・ヒイラギ・エソ・ゴマサバ・タマガシラ

網代定置いまむかし

網代定置いまむかし
中世期

釣漁としての漁法が開け、漁獲物を持って田方地方や多賀部落に出向き物々交換など、交易を行い生活していた。

北条時代

北条早雲が小田原に居を構える頃には、その支配下に属し物資の献上などを行い原始的漁村としての体制が整えられた。

豊臣時代

網代村は東伊豆地方最大の漁村であった。漁業の内訳では鰯網役が全体の60%を 占めている事から当時の漁業収益の主体は鰯漁であった。この鰯漁は小規模なすくい網であった可能性が高いが、これを発展させた漁法が棒受網であり、正保年間(1644)に棒受網漁は網代で発祥したとの記述がある。

江戸時代

文化年度からは根拵網(定置網)が導入さ れ網代の代表的漁業となった。この年代には伊豆地方一帯に鮪の大群が来遊し、鮪を効率良く捕獲できる漁法が研究され、これが鮪網から 根拵網への変遷理由であると思われる。網代での最初の定置は1804年にスタート。歴史ある古い網場であることから、古網漁場と名付けられ、今日に至っている。

当時使用していた立網、鮪網と異なり一定の海域に土俵により固定し昼夜の区別なく漁獲作業が可能な定置網は、魚を根こそぎ獲ることができ、大漁の時期には継続して押寄せる魚群を能率的に漁獲可能であり、画期的な漁法であった。

大都市となった江戸の食料需要増加により、海産物を江戸魚河岸に送る商人もこの頃出現した。この頃の漁業経営形態は大別して三種類に分類さ れ、一つは網を使用した漁船漁業(棒受網、鰯網など)。二つ目は釣による漁船漁業、三つ目は定置網漁業である。このなかでことに網代の地利地勢に適し発達したのが定置網漁業であった。

明治・大正

明治24年、網代の漁獲高は伊豆国の中で第1位で、第2位の稲取の倍以上を誇った。漁業により栄えた網代村は毎年、定置漁場の賃貸料収入だけで年間経常歳出のほとんどを賄うことが可能であった。

明治43年、鰤大敷網へ改良。導入後の年明け3月から鰤の大漁が続く。

大正3年、日高式大謀網を導入し従来の大敷網の弱点を補い同時に大型化を図った。側の全長が200間、幅70間で10隻の網越し船と総勢120人の漁夫により操業される巨大な施設であった。

昭和・平成

昭和6年頃、一週間で大鮪(150kg位)を4.000本水揚げした記録がある。赤石漁場は当時でも水深90mの深場にあり網代崎から初島の北方向にせり出すように建込まれていた。網代湾内に入り込む群れだけではなく沖をかすめて回遊する群れに対しても有効な漁場であった。鮪の大漁は昭和3年から昭和7年まで続いた。

昭和10年、主力の鰤が徐々に減少していき、魚類来遊量の減少を補う落し網が考案された。省経費で、魚の残存率も格段に向上させたものであった。昭和22年、二重落網が考案され実行。毎年大漁を続ける古網漁場は伊豆東海岸随一といわれる名漁場となり、特に鰤の大漁に沸いた。10kg位の鰤が年間10万本も漁獲され、大漁のとき は網代の湾内がその血で赤く染まるほどであった。網代とブリは、切っても切り離せない。

平成にはスキューバーダイビング事業開始、マリーナ事業開始、第十八鵬漁丸進水等に続き、平成19年、古網漁場を新たに建て込み新体制で操業開始。同年、第二十八鵬漁丸進水(FRP19t)、出荷用箱詰ライン設置、出荷調整・畜養用イケス設置。

お問い合わせ

網代漁業株式会社
静岡県熱海市網代100-7
tel: 0557-68-0126(代)
 
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